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第3条 おいしいと言わない

 

食事は何のためにするのでしょうか。

生きるため?

だとしたら栄養剤やサプリメントだけでいいはずですが、そんなの嫌ですよね?

おいしいものを食べたいと思うし、お腹いっぱいになるまで食べたいと思うし、仲のいい友達とおしゃべりをしながら楽しく食べたいと思いますよね。つまり、食事というのは生きるためだけではなく、「楽しむ」「幸せになる」という要素も含んでいるのです。また、食べるときには「いただきます」と言い、命に感謝する大切な機会でもあるのです。このように、食事とは楽しみや幸せ、そして感謝を与えてくれるものなのに、「おいしい」と言わない人ってどういう人なのでしょうか。

 

実はそれこそが「食事=生きるため」となっている人なんです。こういう人は食事が単なる作業になっているため、食事をしても楽しめないし、幸せになれないし、感謝できないのです。だから「おいしい」という言葉が出てこないのです。なぜそうなってしまうのかというと、物事に対して楽しもうとする心、感動する心、感謝する心が無いからなんです。あなたはそんな人と結婚したいと思いますか?

 

食事は先ず見て楽しむことができます。彩りだったり立ち上る蒸気だったり。そして香り。音もアクセントになりますよね。焼ける音、ぐつぐつ煮える音、食べたときの音。食感も大事ですよね。歯ごたえ、なめらかさ、柔らかさ。そしてやっぱり最後は何といっても味ですよね!食事は5感全部を震わせてくれます。それだけ楽しむポイントがあるのです。それなのにそれを楽しまない。楽しもうとしない。そんな人と結婚生活を楽しく過ごすことは不可能ですよ!

 

食事に限らず自分から楽しもうとする意識はとても大切ですし、その気になればどんなことでも楽しむことはできます。人に楽しませてもらおう、人に幸せにしてもらおう、そう考えている人は楽しくも幸せにもなれません。自分で楽しむ努力をしたり、自分の力で幸せになったりできる人だけが幸せな結婚生活を送ることができるのです。

素直に「おいしい」と言える人になりましょう!

 

 

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