今回の人間性編で伝えたかったこと。それは、

結婚をするため、そして幸せな結婚生活を送るためには人間性を高めることが必要ですよ

ということです。

人間性とは人がもともと持っている本質のことで、愛と誠と調和のことです。

 

「愛」とは他人(相手)の幸せを自分の幸せと感じる心

「誠」とは世のため人のためになろうとする心

「調和」とは自分だけがよければいいという考えではなく

    自分の周りの人もよくしたいと思う共存共栄の心

 

そして、これらの本質を高めるために必要な事が感謝の心」「自己反省する心」「善いことを思う心」「足るを知る心」「与える心なのです。もし、あなたが人間としての本質を高めることができたなら、結婚と幸せな結婚生活が実現するだけではなく、人生そのものが幸せに満ちたものになることでしょう。

ただし、この「与える心」を身につけるのはとても難しいので、身につけるためのコツを今回は紹介したいと思います!

 

与える心というのは自分のことは後回しにして先ずは人に喜んでもらうことをする心のことです。「自分の幸せより相手の幸せ」という考え方なのですが、あなたはそんな考え方ができますか?「相手を幸せにすることに自分の幸せがある」という価値観が無ければ与える心を身につけることができないんですよ。だから難しいんですね。「自分が幸せじゃないのに人を幸せにしてる場合じゃない!」そう考える人が多いんですよ。

では、もし自分自身が幸せいっぱいだったらどうでしょう。人の幸せも少しは考えられるようになり、与える心を持つことができるようになると思いませんか?ということは、自分自身が幸せになることが、与える心を持つためのスタートになるのです。そして、幸せになるのは簡単です。それは「感謝の心」を持てばいいからです。そして、感謝の心を持つことも実は簡単です。なぜなら、日常の中に感謝できることはいっぱい転がっているからです。

 

例えば毎日ご飯が食べられること、寝る場所があること、温かいお風呂に入れること、仕事があること、友達がいること、健康な体があること、この世に生まれてこれたこと。細かいことをいえばまだまだたくさんあります。そういう日常、当たり前だと思っていることに感謝をするだけなのです。人とは比べず、基準を作らず、今ある現状に感謝する。それだけであなたは幸せになれます。あなたの周りの人は全員毎日ご飯を食べているので、ご飯を毎日食べられることに幸せを感じるのは難しいかもしれません。でもそれは周りと比べるからいけないのです。みんな食べているから当たり前だと思ってしまい感謝できないのです。でも目の前にご飯がある状況をよくよく考えてみてください。農家の人が何カ月も汗水たらして育てた野菜があり、酪農家が何年もかけて育てたお肉や漁師が危険な海に出かけて獲ってきた魚があり、またそれを運ぶ人たちがいて、個人で買いやすいように小売りにしてくれるお店があり、さらに自分のために調理してくれる人、水があり電気がありガスがあり、そういった環境全てが整っているので今目の前にご飯があるのです。これって当たり前ですか?当然なのですか?そう考えると少しでも「自分のためにありがたいなぁ」と思う気持ちが芽生えませんか?

 

この世に当たり前なんて存在しません

全部あなたが勝手に基準を作りあげているだけなのです

 

自分のことを不幸だとか恵まれていないだとか感じるのは、すべて自分の心の持ち方のせいなのです。感謝することが見つからないのも、すべて自分の心が原因なのです。当たり前だと思わなければ、それはすべて感謝の気持ちに変えることができます。あなたはいつでも幸せになれるのです。そう、自分の心次第で。

 

そして自分の人生を幸せだと感じられるようになれば、いよいよ「人のために何かをする」という心を持つようになれるでしょう。自分が自分がという利己の心ではなく、他によかれかしという人のために尽くすという利他の心、それが与える心なのです。本当に幸せな人生を送りたいのなら、この心を持つ必要があるんですよ。

 

 

考えてみてください。自分が幸せになりたい「自分が自分がー」という人が目の前に現れた場合を

 

 

あなたが男性の立場で、女性が次のように質問をして来たらどうですか?

「どこの会社ですか?」「年収はいくらですか?」「将来昇給はどれくらい望めそうですか?」「休みは取れるのですか?」「家事や育児に協力してくれますか?」「あなたの実家とは距離をおきたいのですが可能ですか?」「子供は〇人欲しいです」「年に一度は家族で旅行したいです」「賃貸は嫌でマイホーム希望です」・・・

 

 

あなたが女性の立場で、男性が次のような考えだったらどうですか?

(すっぴんがきれいな人がいい)(化粧は薄いほうがいい)(年齢より若く見える人がいい)(ファッションセンスがある人がいい)(いつもきれいでいてほしい)(いつも笑顔でいてほしい)(胸の大きい人がいい)(くびれがあって足の細い人がいい)(料理上手がいい)(掃除が得意な人がいい)(子供好きがいい)(浮気を許してくれる人がいい)・・・

 

 

そんな相手をあなたは選びたいと思いますか?

選びたいわけないですよね

 

では逆にこんな女性があなたのところに来たらどうでしょう。

「私料理が得意で栄養士の資格ももっているの」

「私マッサージしてあげるのが好きなんです」

「好きな人と一緒に居られるだけで私は幸せなんです」

「旦那さんを癒してあげられるお嫁さんになりたいんです」

 

 

またこんな男性があなたのところへ来たらどうでしょう

「休日は家族で出かける家庭を築きたい」

「一緒に子育てを協力していきたい」

「家事も協力するよ」

「結婚後も月に一度は外食デートしようね」

「君を幸せにしたい」

 

 

何が言いたいのか言わずともわかりますよね?

 

これが人間性の違いなのです

 

あなたはどうしますか。

人間性を高めますか?

 

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