結婚に必要な事は、あなたが多くの人に「ステキな人だなぁ」と思われることです。

ステキな人だと思われるための方法をシリーズで公開しています。

今回はその第2回目です。

 

2.善い考えを持とう

自分の心の中というのは、他人からは見られることがありません。それをいいことに、心の中でドス黒いことを考えている人がいます。

「バーカ!」

「うるせーボケ!」

「死ね!」

でもちょっと待ってください。心の中は見られることはありませんが、あなたの表情やあなたの言葉、そしてあなたの態度というのは相手が見ることができます。「心の中のことだから相手にバレることが無い」なんていうのは大間違いです。心の中で悪いことを思うのが習慣になっていると、ある時突然それが言葉となって出てきてしまいます。言葉となって出てくると、今度はそれが表情を伴って出てくるようになります。そして、表情にも出てくるようになると、今度はそれが態度になって出てきてしまうのです。心の中で思っていることは見られませんが、表情や態度によってそれは相手に伝わります。つまり、心の中というのは実は相手に筒抜けだったのです!

心の中ではどんなことを思っても大丈夫とは考えず、常に善いことを思うようにしましょう。悪口や批判、妬みや嫉みを思うのではなく、感謝や尊敬といった善い思いをもつようにしましょう。それはいずれ相手に伝わり、「この人裏がある」と思われるか、「この人ステキだな」と思われるかの違いとなって表れてくるのです。

また思念は業をつくるという言葉があります。心の中で悪いことを思えばそれが業となり、姿は変わりますが必ず何らかの災いとなって自分自身の体に降りかかってしまうという意味です。でもそれは、心の中で善いことを思えばそれも業となり、こちらは幸福な出来事となって訪れますよという意味でもあります。因果応報も同じです。心の中で何かを思うことで原因が生まれ、そして原因が生まれることで必ず何らかの結果が生まれます。悪い因からは悪い果が、善い因からは善い果が生まれるのです。これは変わることのない、この世のルールなのです。

心の中で何を思おうと、それこそその人の自由です。心の中が相手に筒抜けになるとして、心の中で思った通りの人生になるとして、ではあなたは心の中で何を思いますか?

 

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