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第20条 他人を信じない
他人を信じることができない人がいます。
「私は絶対に人に騙(だま)されない」「騙されたくない」「傷つきたくない」そんな思いがあるので信じることができないのです。相手に対して「この人は私を騙そうとしているのではないか」という疑いの目で常に見ているのです。なぜそうなってしまうのかというと、自分自身も人を騙す人間だからです。
「人間なんて他人を騙すものだ」
そういう考えが根底にあるから疑うんですよね。ではなぜ、そんな考えが根底にあるかというと、自分自身が人を騙しているからなんです。だから他人も人を騙すに決まっていると思うわけです。つまり、そういう人は自分を信じていないんですね。もし自分が「私は絶対に人を騙さない」という自信があるのなら、「私以外にもそういう人がいるだろうな」という考えになるはずです。でも、自分が人を騙す人間だから、他人も同様だと決めちゃうんですね。
ちなみにそういう人は、心の中では疑っているくせに、人前だと信じているふりをするんですよね。
それがもう騙しそのものですよね。
そもそもですね、他人を疑うってことは騙される危険を感じているということになります。自分の周りに信用できる人がいないという証明でもあります。これってかなり不幸なことじゃないですか?
人に信用されるには、人を信用するしかありません。人を疑っている人を誰が信用するでしょうか。
信用は結婚への第一歩です。結婚をしたかったら信用される人にならなくてはいけません。
信用されるためには、自分がまず心を開いて相手に見せることが大切です。そうすることで、初めて相手も心を開いてくれるようになり、そこからお互いの信頼関係が生まれてきます。お見合いや婚活パーティーで自分を取り繕う人がいますが、そういう人は相手を騙しているんですね。嘘の自分を周りにアピールしているのです。そして、自分もそうであるから相手もそうだろうということで、相手に対して「この人の言っていることは本当だろうか」と疑いだします。そりゃそうですよね、自分が騙す人なんだから、相手も騙してくるんじゃないかという可能性を否定できないんですよね。
そんな騙し合いの出会いに、ご縁があるはずがありません。だから婚活が失敗してしまうのです。
先ずは人に信用されるよう、心を開いて相手に見せましょう。そこにご縁が生まれるのです。
他人を信じないブスになるのは止めましょう!