今日はみなさんに結婚の現実を知ってもらおうと思います

かなり残酷な話もありますが、現実を受け止めて今後の活動の参考にしてください。

 

 

結婚しないといけないという時代の終焉

少し前の時代であれば「結婚とはして当たり前のものだ」という考え方が一般的でした。大人になったら結婚する、結婚して一人前。みんなそれを当たり前に思っていたのです。だから適齢期になれば「結婚をしなくては!」という意識にもなるし、また独り身の人がいれば周囲が「早く結婚しろ」だの「いい人いるよ」だのお節介やお世話を焼いたものです。ところが現在では価値観の多様化が進み、「結婚しない」という選択肢もアリな時代になってしまったのです。なぜなら、「どうして結婚しないといけないの?」「結婚するメリットってあるの?」というように、結婚に理由を求めるようになったからです。またそれに伴い、今までいたお節介を焼く人やお世話をしてくれる人がいなくなってしまい、ますます「結婚はしないといけないもの」という考え方が衰退していったのです。

 

 

 

結婚したいという願望の衰退

現代はありとあらゆるコンテンツが充実しており、人間の欲望を満たしてくれます。スマホゲームやSNSなどにりより孤独な時間を感じることも少なくなってきました。アダルト情報も自由に手に入れることができ、現実の世界で努力しなくてもその欲望を満たすことができるようになっています。また女性においては社会進出が進み、男性を当てにしなくても生きていけるだけの経済力を手に入れられるようになりました。その結果、男女とも結婚する必要性に駆られず、「結婚したい」と強く思うことが無くなってきてしまったのです。未婚率や平均初婚年齢が年々上昇しているのがその証拠です。

 

 

 

将来の不安・本能による結婚願望

結婚をしなくても咎められない時代、そして結婚したいという願望が持ちにくい時代ですが、そうは言っても根底には「結婚したい」という願望が眠っているのが人間です。子孫を残すという本能があるからです。だからみんな口癖のように言うのです。「いつか結婚したいな」と。今すぐじゃなくて「いつか」なのです。結婚願望が弱いから今じゃなくていい、でも本能的には結婚したいので「いつか」となるのです。

 

 

 

平均初婚年齢の罠

平均初婚年齢という国が集計したデータがあります。それによると2015年で男性31.1歳、女性29.4歳となっています。これを聞いて「平均は約30歳かー、30歳で独身でも普通だよね」とか「まー30歳になったら結婚を考えるかなー」と思う人がいますが、

大間違いです!!

ざっくりと言いますが、平均年齢は中央値ではありません。高齢で結婚する人が平均年齢を引き上げているので、実際にはもっと若い年齢でみんな結婚をしています。実際に26~28歳付近が結婚のピークで、その年齢を過ぎると結婚する人は減っていく一方です。「30歳で普通だ」どころの騒ぎではありません。

さらに言うと、生涯未婚率というデータがあります。100人いる中で男性で23人、女性で14人は結婚できず生涯独身なのです。つまり、30歳で独身という時点でかなり危険なのです。これをイス取りゲームで例えると、女性は最初100人の同級生で86の椅子を取り合うようなものです。これだけイスがあればそこまで焦らなくても大丈夫そうです。ところが30歳になった時はどうなっているでしょうか。結婚のイスの半分43は埋まっています。いや、中央値で考えると26~28歳ですでに半分は埋まっていると考えられるので、おそらく30歳の時点ではイスの60は埋まっているでしょう。すると残り40人で26のイスを奪い合うことになるのです。40人に対しイスは26しかないのです!!

「30歳が平均だからいいやー」ですって?

とんでもないです!30歳で独身だった場合、そのうちの35%は生涯独身になってしまうんですよ!

男性に至ってはもっと悲惨で、58%が生涯独身です!!

もちろんざっくりとした計算なので正確ではありませんが、あながち間違ってはいないと思います。

 

 

 

「いつか結婚できる」という幻想

結婚しないといけないという考えもなく「まだいいや」「そのうちできればいいかな」という安易な考えのもと、一人で時間をつぶせる娯楽が充実した現代では恋人がいない寂しさを紛らわせることができ、気づけばあっという間の30歳。「まだ初婚平均年齢だから、そろそろ動けばいいでしょ」などと自分を慰め焦りそうな自分から目を背ける。30歳を超えると出会いが激減するだけでなく、結婚願望の強い人があまり残っていないというWパンチに耐えなければ結婚は実現しない。だから30歳を超えると未婚の確立が激増するのです。

今の世の中「いつか結婚できる」は幻想なのです。

 

 

 

結婚をするために大切な3つのこと

今の世の中で結婚をするために一番大切なことは、少しでも若いうちに結婚を意識するということです。「まだいいや」「そのうちでいいや」「したくなったらする」「結婚なんてできないし別にどうでもいい」など色々な考えの人がいますが、ほとんどの人は最終的に「結婚したい!」という願望を持つことになるのです。でも、年をとればとるほど結婚は難しくなるという現実。だとしたら、早めに結婚の意識を持つことがどれだけ大切なのかわかるはずです。

次に大切なのは結婚の意思のある人に出会うということです。自分だけがどれだけ結婚に対し前向きになっても仕方がありません。同じように結婚の意思のある相手を見つけなければ結婚はできません。ただし、結婚への願望が衰退している世の中で、そいう相手を見つけることは非常に困難なことです。

そして3つ目に大切なことは、たくさんの人に会うことです。自分にどんな人が合うのか、それはもう会って話をしてみるしか確認のしようがありません。そのためにはたくさんの人に会うことが必要になります。ただし、闇雲にたくさん会えばいいというわけではありません。先ほど言ったように、結婚願望のある人に会わなければ意味がないのです。

最初の「結婚の意思を早めに持つ」ということは比較的誰にでもできることなのですが、他の「結婚願望のある人にたくさん出会う」という項目は個人の努力では限界があります。今の世の中では結婚をしようと思っても、個人の力では難しいことが多いのです。晩婚化や未婚化が進んでいる現実が、それを証明しています。

そんな世の中だからこそ、結婚に真剣な出会いを求めてお見合いが注目されるようになってきました。もし結婚願望のある人限定で出会いたいと思ったら、お見合いという出会いも視野に入れてみてはいかがでしょうか。結婚を真剣に考えている人にこそおすすめです。

 

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