
感情が表情に表れる
人に好かれる人というのは表情がとても穏やかです。いつも怒っていて機嫌が悪く眉間にシワがある人で人に好かれているという話は聞いたことがありません。なので穏やかな表情、できれば笑顔で日常を過ごせたらステキですよね。でも、それを難しくすることがあります。それが怨みです。
人を怨んでいるときの顔って自分で見たことがありますか?何か許せないことがあって心がムカムカしているときに鏡を見てみてください。本当にヒドイ顔をしていますよ。人は感情が表情に出ちゃうんですよね。だから人を怨んじゃダメっていうことです。
自分のために相手を許す
他人に損害を与えられたら許せないですよね。同じ目に合わせるか、それ相当の代償を支払ってもらわなければ許すことってなかなかできないですよね。だからいつまで経ってもその時の感情を思い出してイライラ・ムカムカしてしまう、そういうものですよね。でも、何とかそれを許してあげることはできないでしょうか?
人は損をしたくない生き物ですので、他人に損害を与えられたらその代償をキッチリと回収したいと考えてしまいます。なので納得のする回収ができないと、いつまで経ってもイライラ・ムカムカしちゃいます。でもこれって自分にとってとても良くないことです。ストレスにもなるし、表情も暗くなるし、気分まで悪くなる。本当に百害あって一利なしです。
だから相手を早く許してあげることが一番いいのです。なんか、相手を許すとなると自分が損をした気になるかもしれませんが全然違います。
相手の為に許すんじゃなくて自分のために相手を許すのです。
何か起こってイライラさせられて、その後もずーっとそれについてイライラさせられるってただの馬鹿だと思うのです。そんなことは早く忘れて、楽しいことを少しでも考えた方が何倍も幸せだと思いませんか?いつまでも同じ人に、同じ出来事に束縛されて苦しむ、そんな人生を歩みたいですか?
自分の幸せは
自分で決められる
自分だけが決められる
自分が幸せかどうかは他人が決めることではありません。また他人によって影響されるものでもありません。他人に損害を与えられて「不幸になった」と思うのは間違いです。自分がその不幸から逃げられないだけなのです。ただ許すだけ、それだけでその呪縛から逃れられるのに、価値の無いしょーもないプライドによって相手を許すことができない。いつまでもイライラする。いつまでも悲しむ。いつまでも怨む。それが表情となって人から好かれなくなる。その方がよっぽど不幸だと思うのですが。
他にも社会を恨む人、生んでくれた親を怨む人、自分が不幸なのを他人のせいにする人、そんな人が好かれることは間違っても無いです。
早く許して楽になりましょう。
それが自分にとって一番良い選択なのです。
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仲人士 高橋宏仁
結婚相談のプロとして、幸せな結婚、そして幸せな結婚生活を送るための秘訣をアドバイスし多くの会員を幸せに導いている。
NPO法人全国結婚相談業教育センター正会員
日本仲人協会 豊橋南支部長
高橋宏仁結婚相談室 代表