こんにちは仲人士の高橋宏仁です

前回のブログでは

「他によかれかし」の精神と行動こそが本当の幸せであり

それは人間としての最も尊い行いであるという話をしました

しかし人間には損得勘定があるばっかりに

そのような生き方がとても難しくなっています

今回は損得勘定を捨てるためのヒントを話したいと思います

それを無くすことで「他によかれかし」という生き方にも

きっと喜びと幸せを見つけることができるようになるでしょう

 

 

損得勘定を無くして幸せになろう

なぜ人間に損得勘定があるのかといえば欲があるからです

そして人間はそれを満たしたいと思っています

なぜ欲を満たしたいと思ってしまうのかといえば

欲を満たした時に幸せになった経験があるからです

しかし自分の欲を満たすことに本当の幸せなどないんですね

なぜならそんな幸せなど一瞬で終わってしまうからです

 

思い返してみてください

自分の欲望を満たして幸せになったとして

その幸せがどれくらい続きましたか？

おいしいものを食べた。「幸せだなぁ～」

でもまたお腹はすきますよね？

欲しいものを手に入れた。「やった～幸せ～」

その感動や幸福感はだんだん薄れていきませんか？

そしてまた新しい次の欲しいものが出てくるのです

人間の欲というのは底がありません

自分の欲求を満たしても一時的には満足するかもしれません

でもすぐに次の欲が出てきてしまうのが人間なのです

自分の欲を追い求めている人が幸せであり続けることは難しいのです

またそうやって欲を追い続けることによって幸せの水準が上がってしまい

今までは幸せと感じていたことも幸せと感じなくなってしまうのです

• お金が欲しい
• 娯楽が欲しい
• 楽をしたい

戦後に比べると現代の人はこれらが十分に満たされているといえます

国民の所得は何倍にもなり

ありとあらゆる娯楽が誕生し

テクノロジーの進歩で楽ができるようにもなり

衣食住も大いに発展してきました

しかし戦後も現代も国民の幸福度はほとんど変わっていないといわれています

戦後より現代の方が明らかに欲望が満たされている状況なのになぜでしょうか

それは欲望など満たしても幸せは継続しないということの証明ではないでしょうか

お金が増えたとしても幸せになれるのは一瞬でしかありません

その一瞬の幸せのために幸せのハードルをどんどん高くし

幸せになりにくい体にしていくのが損得勘定の生き方なのです

得をしているようで実は同じだけの損をしている

だから幸福度が上がらないのだと思いませんか？

先ずは

損得勘定では本当の幸せは得られない

ということを心の片隅に置いておいてください

 

そしてもう一つ

あなたの接する人全員を
「自分の最も大切な人」と思いましょう

 

今あなたの目の前にいる人を自分の愛する人だと思ってみてください

それは自分の尊敬する親だったり

自分の子供だったり

自分の一番仲の良い友達だったり

今あなたが一番愛している人（大切な人）だと思ってみてください

どうですか？

その人より得をしてやろうとか

その人より楽をしようとか思いますか？

自分が得をすることでその人が損したり

じぶんが楽をする代わりにその人が苦労したり

そんな状況をあなたは許しますか？

絶対にそんなことはしませんよね？

むしろ大切な人のために自分が何かをしたいと思うはずです

時間を使ったり、お金を使ったり、労力を使ったり

相手のために尽くしたいと思うはずです

相手に喜んでもらいたい

相手に幸せになってもらいたい

自然とそう思うのではないでしょうか

そこには損得勘定がないのです

これこそが「他によかれかし」なのです

愛する人のためとあれば嫌々する人はいません

我慢することもありません

実にすがすがしい気持ちで「他によかれかし」を実行できるのです

 

損得勘定をなくしたい人は

ぜひこの方法を試してみてくださいね

またこの方法はいろいろな場面で応用がききます

例えば運転中に道を譲ってほしそうに脇道から他の車が出てきたとします

その車に対して「譲ってやるか！ボケ！」と思う人も

その車が無理やり割り込んできた時に

「あぶねーな！コノヤロー！！」と怒鳴る人も

その車の運転手が自分の愛する人だと思ってみたらどうでしょうか

普通に譲りますよね

割り込んできたとしても怒らないですよね

またノロノロ運転の車が目の前を走っていた時に

イライラしてあおり運転をする人でも

そのノロノロ運転の運転手が自分のおじいちゃんおばあちゃんだと考えたらどうでしょう

イライラしませんよね？

あおったりしませんよね？

つまりそういうことなのです

もちろん最初からイライラしないのがいいのです

あおらないのがいいのです

でもそうなってしまう人は

まず相手を自分の大切な人だと考えてみましょう

そこから変わることができますよ

損得勘定で動いてしまう人

自分の得ばかりを追い求めて幸せになれない人は

まず相手を自分の大切な人だと考えてみましょう

そこから変わることができますよ！

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それでもまだ損得勘定を捨てられない人へ

あなたはいつも得を選択して生きているつもりかもしれませんが

実は得した分と同じだけの損と苦労を今後の人生で受けることになる

ということはご存知でしょうか？

もちろんご存知ないでしょうね

だって損得勘定で生きていても何も得がないことを知っていれば

そんな無駄な生き方をわざわざする人なんていませんからね

次回は「損得勘定で生きても何の得もない」という話をしたいと思います

 

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