メリットが無いから結婚しない

そういう人、増えています。特に男性に多いですね。ハッキリ言ってクソ野郎です(笑)。こんな男性と付き合ってしまうと、次のような理由でなかなか結婚をしてもらえません。

 

「結婚すると一人の時間が無くなる」

「結婚するとお金を自由に使えなくなる」

「結婚すると他の女に手を出すことができなくなる」

 

これは声を大にして言いたいのですが、結婚をメリットで考えている男性には近づかないようにしましょう。もし、あなたの付き合っている男性がこのタイプだったら、まず、こんな男を選んでしまったことを反省してください。話はそれからです。

たとえこの男性と結婚できたとしても、こういう男性は自分の幸せを一番に考える人なので、家族はとても迷惑するし苦労もするでしょう。自分の幸せが一番なので、彼女は欲しい、でも結婚はしたくない、という自分勝手極まりないスタンスになってしまうのです。

自分の幸せを追求するよりも、他人の、というより、愛する人の幸せを追求することで得られる幸福感のほうがより強いということを、「結婚をメリットで考える男性」は知りません。なぜなら、幸せの視野がとても狭く、自分の目の前の幸せしか見ることができないからです。

 

さて、ではこんな男性と結婚するにはどうするべきかアドバイスをしたいと思います。

こういう男性からプロポーズを受けるためには、

「この子と結婚したら一人の時間が無くなるだろうなぁ」

「この子と結婚したらお金に不自由しそうだなぁ」

「この子と結婚したら束縛がきつそうだなぁ」

と、思われないようにしよう!

 

交際しているときに「休みの日は〇〇へ行きたい~い」とか、頻繁に「会いに来て」とか、趣味に夢中になっている時に「ね~さみしいよ~お話しようよ~かまってよ~どっか連れてってよ~」とか、「私より趣味が大事なの?」とか、そんなことを言う彼女だった場合、男性は「結婚したら大変そう」「自分の時間が無くなる」と感じてしまい、結婚にためらってしまいます。仕事で疲れてたまには週末に家で休みたい時でも、「せっかくの休みの日だから外に行こうよ~」なんて言われたらイラッとしてしまうでしょう。

男性がこの子と結婚したいと思う重要なポイントの一つに

一緒に居てもいつも通りの自分でいられる

というのがあります。気を遣わなくてもいいし、気を遣われることもない。そして、無理に相手の希望に合わせなくてもいいという環境から「一緒に居ても楽だわー」と思ってもらえるのです。あなたは彼氏に「二人でいるときもいつも通りの自分でいられる」と言われていますか?

 

結婚をしたら多くの男性はお小遣い制になります。そして当然ですが、独身時代のように自分の好きなものを買えなくなってしまいます。仮に何かを買う場合は、必ず妻という名の大蔵省の決裁が必要になります。これが男性の結婚を嫌がる大きな理由の一つです。彼氏とのデートや買い物の中での支払いはどうなっていますか?負担をかけていませんか?彼のお金の使い方に、あれこれ注意をしていませんか?そういうところからも、「この子と結婚したら財布のひもを握られてお金の自由が無くなる」と思われてしまいますよ。

 

自分の好きな人には自分だけ見ていてほしいものです。他の女性と仲良くなんてして欲しくないですよね。その思いが強くなると束縛女になってしまいます。

私は彼女だから彼氏を束縛する権利がある!

↑なんていうのはとんだ勘違いです!!

自分が安心するために彼氏の行動に制限を付けたり、携帯をチェックしたり・・・これ、愛でも何でもないですから。ただの女性の自己満足。これが結婚をためらう原因になることを知らない、本当に愚かな行為です。

良い悪いは置いておいて、男というのはいろんな女性を抱きたいという願望(本能)があります。しかし、それを我慢する愛(理性)も同時に持ち合わせています。あなたを傷つけたくない、大切にしたい、悲しませたくないという思いがどれだけあるのか、あなたはそれを疑うではなく、どこまで信じてあげられるかが大切なのです。信じてあげられないから携帯をチェックしないと安心できないんですよ。彼氏の行動を制限しないと安心できないんですよ。でも、残念ながらそういう女性と結婚したいという男性は非常に少ないです。

彼氏のことが好きなんでしょう?だったら信じてあげましょうよ。例え信じて裏切られたらなら、所詮はその程度の男だったというだけです。そして、自分に男を見る目が無かっただけの話なのです。さらに言えば、彼氏に浮気をさせてしまう原因が何か自分の中にあるのかもしれません。「浮気される女性というのはいつも同じだなぁ」と感じたことはありませんか?もしかしたら、何か努力できることがあるのかもしれません。本当に愛される女性というのは浮気なんてされないのです。

 

いずれにしても、信じてあげることが結婚への一歩なのです

 

とは言っても、これを読む限り我慢するのは女性側、努力するのも女性側ということになりますよね。だからこんな男はクソ野郎なんですよ(笑)

結婚を損得で考えている男は、本当にやめたほうがいいですよ。そこだけは繰り返して言わせてもらいながら、今回のアドバイスを終わりたいと思います。

もし、「そんな彼氏だけど、どうしても結婚したい!」と思うのであれば、彼氏に「してあげる幸せ」と「利他の心」を知ってもらいましょう。自分の欲望を満たすことよりも大きな幸せがあること、人のために生きることこそが人として最も尊いということ、そこに本当の幸せがあることを伝えることができれば結婚を損得で考えることはなくなり、目の前のあなたを幸せにしたいと考えるようになります。しかしそれは「相手を変える」というとても難しい行為です。大事なことは相手を変えるより先ず自分が変わること。自分が「してあげる幸せ」と「利他の心」を持ち、安心が欲しいという自己満足のために相手を束縛したり疑ったりしないよう成長する必要があります。

男性と女性というのは、お互いに釣り合う同士でくっつくようにできています。ダメな人はダメ同士、すばらしい人はすばらしい人同士くっつくのです。すばらしい人はダメな人を見抜くことができるので、ダメな人と付き合うことはありません。しかし、ダメな人同士は相手のダメな所がお互いに見えないので、それに気づかず付き合うことができるのです。
もし自分が変わり成長することができたとすれば、相手も影響を受け同じように成長するかもしれません。逆に、相手が成長しなかった場合は自分と釣り合わなくなるのでお別れとなりますが、今度は成長した自分と釣り合う相手を見抜けるようになります。相手に望む、相手に期待するという考えではなく、自分が変わる、自分が成長するという考えになることが大切です。

 

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